オリエンタルランドのチョベリックス。
オリエンタルランドといえば、ディズニーランドやディズニーシーを抱える日本企業。
…そう、日本企業なのです。
実は、ディズニーは世界中に幾つもありますが、日本だけがディズニー社の直営ではありません。なので、日本のディズニーランドやディズニーシーは、世界のディズニーよりもちょっとだけ自由度が高かったりします。
では、なぜ日本だけがディズニー社の直営ではないか。それは、「売上の見込みがなかったから」と言われています。
「飲食」で売上をのばしたいディズニー社は、飲んで食べてを楽しむ文化が日本には無いという理由で、ディズニー社が日本進出を渋ったのです。
で、直営でない形で日本にディズニーランドが誕生したのですが、蓋をあけてみれば世界でもトップクラスの売上があったのです。
それは何故か。
ディズニー社は知らなかったのです。
日本人が、超お土産を買っていく人種であることを…。笑
で、大変な売上を記録してしまったので、ディズニー社は世界中にディズニーランドを出していますが、日本の失敗を受け、以後すべて直営で出しているという面白い話があったり、なかったり。
ちなみに、日本のディズニーは直営でないので経営も結構自由です。
1番如実に出ているのは「入場制限」です。
コロナのときに入場制限をしたとき、売上が減ったこととは反対に、増えたことがあります。
それは、「満足度」です。
待ち時間が減って、満足度が大幅に増えたのです。これに味を占めた社長は、コロナの影響がなくなってきた昨今も、入場制限を続けていくことを宣言しています。
これは日本企業としての総意工夫というやつですね。目先の売上より「満足度」を取ったわけです。これは日本人らしい思考とも言えるかもしれません。
さて、ここからがチョベリックス。
では、ここからディズニーはどこへ向かうのでしょうか。ディズニーは、リゾート化を目指していくようです。自社ホテルを増やし、宿泊して楽しんでもらう顧客を増やし、更に満足度を上げていく。そしてエリアを拡大し、入場制限で待ち時間を管理しながら入園者数を増やしていく。
これが今後のディズニーの姿です。
素晴らしいですね。
choberix.