オーディオブックのチョベリックス
皆さんは本を読むとき、紙派?電子派?
そんなアンケートも聞いたことがあるかもしれませんが、第3の「本を読む媒体」が登場しているのをご存知でしょうか。
それが、オーディオブックです。
オーディオブックはなんと、本を朗読してくれるのです。なので、イヤフォンをしながら街で本を読める(聴ける)というメリットがあります(実は私も良く聴いてます)。しかも朗読速度を調整できるので、1.5倍や2倍の速度で聴くことも可能なのです。めちゃくちゃいいでしょう。
…しかし、実は全然普及していません。
それは何故か。
作品を作るのがめちゃくちゃ大変だからです。
当然、本を1冊作るのに、朗読する人が1冊分声に出して読まないといけないわけです。そしてその作業をごまんとある本から順次オーディオブックにするのはとんでもない時間とコストがかかるわけですね。
実際、オーディオブックの品揃えを見てみると分かりますが、「高くて品揃えが悪い」です。これなら本買って読むよ…ってなりますよね。
では、どうしたらオーディオブックの普及が始まるのか。
ここでチョベリックスです。
入力した言葉を、あたかも人間が読み上げたような自然な音声で再生できるような技術が出来上がれば、間違いなく普及していくはずです。
最近では「ひろゆきメーカー」なるものが流行っていますが、CoreFontという会社がこの技術の最先端にいます。もしこの会社がオーディオブックを手掛けるようになるか、買収するか、提携するか、何でもいいんですが、業界に参入することになれば、非常に面白くなると思います。
ひろゆきもそうですが、沢山の芸能人に音声データを登録してもらって、読み手を選べるようになれば更なる需要拡大も見えてきます。
余談ですが、耳にはまだまだ技術の参入ができると言われてます。視覚はもうスマホやらゲームやらテレビで飽和状態、「耳」はまだ空いているという考え方ですね。
ここにすっぽりハマれば、私もオーディオブックの便利さを知っているだけに、めちゃくちゃ面白いと思います。
choberix.